理念

c.macaria?

トップページでは簡潔にご紹介しましたが、このページでは「c.macaria」という名前の由来と、私たちが大切にしている四つの理念について、もう少し詳しくお話しします。

名前の由来

Collegium ― 音楽を愛する人々の共同体への憧れ

Collegiumという言葉には、16〜18世紀のヨーロッパで花開いた音楽愛好家たちの集まり「コレギウム・ムジクム」への憧れが込められています。当時、職業や身分の異なる人々が、ただ音楽を愛するという一点でつながり、共に演奏し、共に学び合う場が各地に生まれました。

私たちはその歴史を受け継ぐ者ではなく、その精神に強く憧れ、自分たちなりの形で現代に蘇らせたいと願う者として、この言葉を選びました。

Macaria ― 祝福と幸福の女神

Macariaは、ギリシア神話に登場する「祝福された・幸福な」を意味する女神の名前です。音楽という営みが、奏でる人にとっても、聴く人にとっても、人生を豊かにする祝福であってほしい。そんな願いを込めて、この名前を冠しました。

四つの理念

共創 ― 立場や経験を超えて、ともに価値を生み出す

プロ・アマチュアといった立場や、演奏経験の長さに関わらず、一人ひとりが対等な創造の担い手であると考えています。誰かの意見が一方的に正しいのではなく、異なる視点が重なり合うことで、一人では辿り着けない音楽が生まれる。そうした場をつくることを大切にしています。

探究 ― 学び続け、考え続け、音楽と向き合い続ける

音楽に「完成」はなく、常に問い直し、学び直す姿勢こそが演奏を豊かにすると考えています。技術の研鑽はもちろん、作品の背景にある歴史や作曲家の意図を探ること、そして自分自身の音楽観を見つめ直すことも、私たちにとっての探究です。

調和 ― 違いを認め合い、それぞれが自然に活きる関係を築く

調和とは、個性を消して足並みを揃えることではありません。むしろ、それぞれの違いがあるからこそ生まれる響きを大切にしたいと考えています。メンバー同士の関係においても、聴いてくださる方々との関係においても、無理のない、自然な調和を目指します。

美学 ― 技術だけでなく、人との関わり方や音楽への向き合い方にも、自分たちなりの美しさを持つ

美学とは、演奏技術の高さだけを指すものではありません。練習への取り組み方、仲間との接し方、音楽を届ける相手への配慮ーーそうした一つひとつの姿勢にも、自分たちなりの美しさを持ちたいと考えています。